問題a) ホイールツバと鋸背の隙間が無いb) バックアップチップの摩耗
解決策a) ホイールのツバ面の出し入れと傾きを調整するb) バックアップチップの交換
問題鋸背への常時こすり接触により脆くなり、鋸背に微小のヒビが発生する。結果:鋸刃破断
解決策バックアップチップ交換
問題ローラー間の狭めすぎや回転停止状態のローラーは鋸刃胴部の亀裂を生む
解決策ローラー間の隙間を適正に保ち、鋸刃への適正接触力で鋸刃走行に沿って抵抗なく回されるようにする。回転停止状態のひねり起こしローラーや防振ローラーの交換
問題鋸背のクラックはバックアップチップ摩耗によって引き起こされる。この摩耗は鋸背を脆くする。
解決策バックアップチップの交換
問題摩耗したブラシや不適正な鋸刃への当て方は鋸刃寿命を短くする
解決策ブラシを鋸刃に正常にあて、摩耗したブラシは交換する
問題鋸刃側面ガイドプレートの過度なクランプや面傷又はダストの挟み込みは微小クラックと鋸刃破断を引き起こす解決策適正クランプ力ガイド面の清掃
問題鋸刃ガレットが小さすぎる過度の摩擦熱が発生する結果:深摩耗と切曲がり
解決策より粗い鋸刃ピッチの選択
問題不適正なホイールのミスアライメントは鋸背のバリを発生させ、微小クラックに繋がる解決策ホイールの傾きとツバと鋸背のすきまの適正調整(推奨すきま:0.5-1.5mm)
問題鋸刃ガレットが小さすぎる過度の摩擦熱が発生する結果:深摩耗と切曲がり解決策より粗い鋸刃ピッチの選択
問題切断溝中で鋸刃先が材料にガイドされないので切削点で高い切削負荷が発生。結果:ガレット内の微小クラックと同様に圧折と鋸刃破断解決策より細かいピッチの鋸刃を選択